企業の経営戦略講義をしました

経営戦略のセミナーを開催しました

WINDでは経営戦略の講義を開催させていただきました。この記事では一部をご紹介します。

会社や事業を継続していく上で大切なことは持続可能な成長を続けて、会社を軌道に乗せること。長年安定して継続していく必要があります。但し、成功の鍵となるには様々な要素が必要となります。

そこで安定した経営を続けていくための4つのポイントを解説します。

事業を成功するにはプラス要因を増やすことマイナス要因を排除することが必要です。プラス要因とは積極的に新たな事業に投資する、現状の事業を改良して成長させる、優秀な人材を確保するなど様々な要因があります。

プラス要因は沢山あるのでそれを成長させていくことです。一方で、会社経営で大事なことは持続的に会社を継続していくことです。経営をしているとわかりますが毎月人件費や固定費など様々な出費があります。それらに加えて税金や仕入れ品など多岐に渡ります。

つまりは、費用以上に利益を得ることができなければ、会社は存続することができません。ここからは、マイナス要因をなくすために大事なポイントを4点解説します。

4つのポイント

  • 人と同じことをしないこと
  • 駄目なら撤退すること
  • 1つの事業に依存しないこと
  • 人から恨まれないこと

以上になります。1つ1つの項目を解説します。

経営戦略の講義は企業を成長させるために戦略を立てます。

人と同じことをしないこと

成功している人や会社のまねをすることは効率が良いと考えがちです。しかし、成功している人と同じことをしても、追いつくことはできても追い抜くことはできない。もしくは2番手となり、それ程成長は見込めない場合もあります。

大切なことは成功している人と同じことをするにしても全く同じことはしないことです。成功している人以上にプラスアルファを加えて、改良してまねることです。

良く企業が成功している商品や企画をまねることがありますが、実際には成功しないことが多くあります。それは、同じようなことを2番手でしているためです。また、成功している人がいれば他の人もマネし始めます。

例えば、A社のAというシステムがあるとします。これをB社が同じようにAというシステムをまねてBを作ったとします。基本的に成功しているAというシステムを超えてBがヒットする可能性は少ないです。

単純にまねているだけでは成功しません。必ず、Aに勝る付加価値をつけて改良していく必要があります。これを忘れないようにしてください。

駄目なら撤退すること

経営者として大切なことは成功しない事業は撤退することも大切です。例えば、過去の成功に縛られて、時代の流れに付いていけずに、いつまでもまた成功できるのではと考えて、ずるずると続けていくことです。

大事なことは成功できるかどうかをしっかりと分析して、駄目な事業はやめることです。1年続けて芽が出なければ、何年続けようが同じです。その後に運よく成功する可能性もありますが、その事業の可能性や限界に気づくことが大事です。

1つの事業に依存しないこと

1つの事業が成功すれば、他の事業も多角的に展開していくことが大事です。物事は永遠ではありません。1つのことが成功していても、それがずっと続く保証はありません。

成功していたとしても、物事には必ず終わりが来ます。それは確実です。1つの事業で成功していたとして、それが全てだと1つが駄目になれば、それで全てが終わってしまいます。

だからこそ、1つの事業が駄目になってもいいように他のことも成長させて、リスクを分散していくことが大事です。

人から恨まれないこと

事業を経営する上でも最も大切なことは人から恨まれないことです。これは最も重要なマイナス要因のリスクマネジメントになります。

人の恨む力は最もエネルギーが強いです。一度、恨まれると生涯に渡って障害になるといっても過言ではありません。

例えば、クレームを貰って、トラブルになるケースがあります。お詫びをして終了するのとトラブルのまま終わるのでは後の結果が変わります。

不快な気分のまま終わると、二度と利用することはありませんが口コミやうわさや嫌がらせが来ることもあります。

人のマイナスエネルギーはとても強いです。人から好かれることと恨まれることでは後者の方が圧倒的にパワーは上です。これが事業を経営していく上で足かせになりますので、日ごろから人から恨まれないことは徹底して避けるようにしてください。

以上が経営を続ける上で企業が持続的に続くために必要な4要素になります。

企業は成長していくか持続していくか、衰退していくか3つしかありません。自社が今どの位置にいて、どのように改善していけるかしっかりと把握してください。

簡単ではありますが、経営戦略の講義の一部を紹介しました。
皆様の成功を願っています。ありがとうございました。

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